Leica M5購入について
購入したLeica M5
装着レンズ Summilux-M1:1.4/50 2nd
今度はしっかりとオーバーホールに出してから使いたいと思い
関東カメラさんにオーバーホールに出す事を決めました。
ですから購入前に予め症状を関東カメラさんに伝え 何処まで症状が回復するか確認し購入後直ぐにオーバーホールに出した訳であります
中古のLeica を購入する時は気に入ったライカの症状を伝え何処まで回復出来そうかを
予め確認してから購入すると良いかもです
Leica M3,M2,M4,M6と言ったメジャーなモデルは交換部品が豊富にあるわけでしてほぼ治ってくる訳であります
まぁ〜中には治らない…と言う所がひょっとして有るかもですけど…
しかしマイナーなLeica M5は修理箇所によっては治らない事もある訳であります
ですから、分かる範囲で調べる事をオススメいたします
と書いてもここで調べるポイントを書くので まいっかとなる訳で....
さて本題に入りますが、何処がポイントかと言うと 言わずと知れず 露出計ですね
ここ重要です
『レンズを取り付けてシャッターを巻き上げ、露出が適正な露出をするかどうか?』
Mレンズアダプターを取り付けて「レンズは取り付けないでね」
シャッターを巻き上げて露出計アームがレンズ中心まで上がってくるかどうか。
レンズ中心まで来ないと露出が適正に行われません
かなり寝かされていたM5は数回シャッターを巻き上げてもレンズ中心まで来ないことがしばしば...
ですから、何回かシャッターを巻き上げてください
それでもダメなら適正な露出はされないので確認のしようがありません
しかし、露出系アームが何処まで上がるかによって修理可能か判断がつくと思います
その動きを確認しオーバーホールに出すお店に治りそうか確認ができます
さて、次です
露出が合っているかどうか?
測光アームが上がってくる事が前提でありますが…
確認方法としてホットシューにフォクトレンダーVCメーターⅡを載せて測光するか
もしくはiPhoneの露出計アプリで測光してみて下さい
M5の測光とVCメーターの測光がほぼ合っていれば大丈夫だと思いますから
ほぼと言っても1段のズレはアウトですからね、ここは注意ですよ。
1段ズレの場合は素直にオーバーホールに出しましょう
『ファインダーのバルサム切れと曇り』
ファインダーを覗いて上下左右の隅に黄色い跡のような物が写っていたらバルサム切れになります
そして、ファインダーの曇り
ファインダーを覗いて薄くモヤがかかって見える場合は曇っています
この症状を伝えて何処まで修理可能か聞いてみてください
『電池室に液漏れがないか?』
液漏れがあると修理を受け付けてくれないことがあります。
『底蓋クランクカバーのフィルム巻き上げがスムーズに回るかどうか』
ガタつきが有るのかどうか
少しのガタ付きなら治ってくる確率が高いと思います
僕の経験上...
と言った具合ですかね。
クランクカバーはLeica Storeで購入ができますが
オリジナルのクランクカバーが来るはけではありません
オリジナルに拘るなら注意が必要
2019年に僕が注文かけた時はオリジナルでは無い物が来ました
オリジナルの判断はクランクカバーの内側の塗装の違いで解ります
オリジナルだと塗装に凹凸があり
新たに作られた物だと凹凸が無くツルッとした内側の塗装になっています
現行Leicaの底蓋と同じ処理がされています
そして不具合があり2回?だったかな
巻き戻しをしていくとクランクが硬くて動かなくなる症状が出てドイツ送りになりました
勿論保証で治って来ましたが…。
『あと製造番号が130万台以降のモデル』
何故かと言うとシャッタードラム割れの改善がされているモデルは130万台以降のモデルなんですね
大きな所だとこれぐらいの所を意識して確認する事をお勧めします。
『あとはファインダーの状態』
酷い曇り、カビ等が無ければ大体綺麗になってきますから
カビ跡は残る場合がありますので「カビ跡が残るのが嫌だ!」と言う人はやめておいた方が良いです。
まれにファインダーが交換されていてM4-Pのファインダーが組み込まれている個体が有ります
オリジナルに拘るならここも意識してみた方が良いですね。
ファインダーを確認する時、28mmのブライトフレームが入っているかいないかで オリジナルかどうかの判断材料になると思います
ブライトフレームの確認は28mmレンズ取り付けて見る事で確認出来ます
もしくはセレクトレバー切り替えて見て確認もできます
以上持ちましてLeica M5購入のワンポイントになります
サクッと書きましたが重要な所だとこれぐらいの所です。
どうでしょうか?
サクッと書きましたがお役に立ちそうでしょうか...
では、またLeica M5について何かあれば書きたいと思います
Leica でオフカメラストロボライティング
最近ストロボを使った撮影が必要かなと思いストロボをアレコレ検索
leica純正で固めるならこんな感じで
コマンダーとストロボを別々で考えて見るとこんな感じになりました
コマンダーはLeica純正がカッコいい
レンズはこれね
他のレンズでも良いけど今回はこちらでお試し
ストロボはこれはどうかな?と思う物を探してこんなんが良いかなと候補を挙げて見ました。
Nissinストロボ
Godox
めっさ高くないから始めるならこれで良いかと
Leicaならこれですね
高いけど
こちらもありますね
あとはProfoto
こちらもお値段が…
ぐらいが良いかなと思い取り上げましたが
各種類のストロボ、正常動作するかが疑問と思いとそこでメーカーに確認をとりました。
まずはNissinに確認をしてみました
ニッシンi60Aは正常動作できるとの事で。
ニッシンD700iは制御できる機能に制限があるみたい
ニッシンからはこんな回答
「Di700Aにおきましては、SF C1 の1/3EVステップでの光量制御に対応しておりません(TTL…1/2EVステップ、M…1EVステップとなります)のでご注意ください。」
との事でした。
でも、ストロボのパワーや電池の持ちなどを考えた時 MG10の方が良くないか?
と単純に思い再びニッシンに確認してみたところ
「ペアリングは出来ても正常動作するかは分かりません」と回答が来ました。
こんな感じで
「MGシリーズ(MG10, MG8, MG80 Pro)につきましては、ペアリングは可能ですが正常動作いたしません。
対応するためにはSF C1側のファームウェアの改修が必要なため、現時点ではサポート対象外となっておりますのでご了承ください。」
との事でした。
ファームウェア改修するの?と思い
Leica camera JapanにLeica SF-C1のファームウェア改修の確認をしたところ
「Leica SF-C1のファームウェアの改修はしない」
と言う回答が来ました
使えないのかぁ〜と残念に思っていました
しかし、Leica camera storeにニッシン製のストロボMG10とのペアリング、動作確認の事を相談したところ数日後デモ機を借りれると言う連絡をもらい試せる事にになりました。
さすが Leicaですねw
言ってみるものです
「ただし、Leica Storeを通してニッシンのデモ機を借りる事が出来たのは特別な事でしたので…」
早速、Leica Storeへ行き Leica SLにLeica SF-C1を取付け ニッシンMG10をペアリングした所 無事にペアリング完了w あっさりと。
ペアリング完了するまでに 「ピー、ピー」と警告音が鳴り続けますが
ペアリング終わると音は鳴り止みました。
Nissin ニッシンデジタル MG10【リチウムイオン電池&充電器付属】
では、早速お試し撮影したところ
TTLの撮影では動作は出来ませんでした
マニュアルの操作になると言う事ですね
ストロボ撮影のシャッタースピードですが ハイスピードシンクロは1/250秒までになります
それ以上のシャッタースピードだとストロボは光りませんでした。
なるほどなるほど
シャッタースピードこれ以上は上げれないのね
背景を暗くした感じにしたいけどどうすれば?
あっ、NDフィルターを付けて撮影に挑めば大丈夫ではないか?
だとしてもNDフィルター付けたらファインダー画面真っ暗だろ?
どーやってピントと構図決めるんだ?
と思いましたが、早速NDフィルターを装着し撮影を試みる事に。
コマンダーの電源入れたら
あら不思議、EVF画面明るくなりなんの問題もなくなりましたw
コマンダーの電源が入る事によりカメラ側がそれを認識しビューファインダーの明るさを調整するみたいですね
使用したフィルターはこれね
純正は高いなーと思えば
Kenko NDフィルター PRO1D Lotus ND16 82mm 光量調節用 撥水・撥油コーティング 絞り4段分減光 922828
が良いんではないかな
ND16で有れば4段分シャッタースピードを上げた事になるはずなので行けるはず
試しにND16を取り付けて撮影。
見事に考えが当たり背景を真っ暗に出来ましたw
こんな感じで
では野外で撮影したらどんな感じ?
と思い野外撮影でND16フィルター装着し撮影
撮影結果は下の写真になります
ISO50 絞り開放、シャッタースピード1/250
背景を真っ暗にとはなりませんでした。
試してないですがND32なら背景暗くできるのでは?
考えた末、野外ならND32有れば背景を暗く出来ると予想できます
まぁーそこまで背景を暗くして表現を追求する?と言う自分の中には疑問が有りますが そこまでするよと有ればND32が必要かと思いますし撮影の幅を出したいならアリかなと思いますがどうでしょうかね。
経験ほぼないので解らず...
続いてゴドックスですが
ゴドックスについては何もわからず…
噂によれば マニュアルなら使うことが可能みたいだとか…。
さて次 Profoto
Leica SF-C1とのペアリングは出来ないので
コマンダーはプロフォト製を使用を前提としての回答になりますので間違えないように。
プロフォトに確認した所
こんな感じの回答が
「Air remote ttlの対応しているメーカー以外のカメラでAir remote ttl を使うとHSS,後幕シンクロとTTLの機能が使えなくなるほか、時々ライトが飛ばなかったといった現象がしばしば起こります。残念ながら弊社ではLeica製品用のAir remoteはお作りしておりません。
ですので下記URLの汎用タイプのAir remoteをお使い下さい。Air機能がついている各種ライト、もしくは弊社Air sincか汎用タイプのAir remoteを受信用にライトにつけて頂ければLeica SLで各種ライトをお使い頂けます。」
との事でした。
下がそのコマンダーね
Profotoも良いですけど
どーだろ?考えますね。
Profits良いけど…
で、考えた末、Leica M,SLシリーズでストロボオフライトカメラ撮影をするならコマンダーをLeica SF-C1
を使用しての方が見た目良いと思う
カッコ良いかなと
だからコマンダーとの関係性を考えたら、ストロボはニッシン製のストロボを使用が良いかなと思う。
ストロボの種類はMG10一択も良いけど、i60Aを使ってみて物足りなければMG10を追加購入で良いかなと思うし購入金額もかなり違ってきますしね。
ストロボだけでなくストロボ用三脚だったり
Nissin ニッシンデジタル スーパーライトスタンド DX LS-65C(小型ストロボ用、カーボン製)
光を優しくするアンブレアとか必要になると思うから
Nissin ニッシンデジタル コンパクトアンブレラ トランスルーセント CU-90T
ニッシンi60Aが良いかなー
物足りなければMG10もしくはMG8にすれば良いし。
最初は低コストで行った方が良くない?と思う訳で。
さぁーどうしていこうかな。
ストロボ撮影初めての試みで色々と調べて見ましたが
さーどーなる事やらです。
今月のおすすめな音楽
今月はこれね
sax, tenor ,drums ,trumpet, trombone ,bassの楽器の演奏
簡単に言うとね
僕的には好きですけど
音楽とレコードジャケット。
最近はレコード盤で聴く事が多く
レコード盤でもなるべくオリジナル盤に拘りながら探している今日この頃…。
Leica M10 seriesの…
Leica M10はドナドナしてもう居ないのですが
ここに来てちょっと書きたいなと思い書いてみました
というのも、あの例の色味と言うか
タングステンの光の下だと人肌が黄色になる奴
アレですね
この問題なんですが、現像ソフトを変えたら
解消しましたw と言うか
その当時のLeicaM10のカラー書き出し、現象ソフトのデータ書き出しによるものらしく撮って出しだと
上の写真のように顔の所が黄色くなっています
撮って出しだけでは無く
前バージョンのLightroomに読み込んだら人肌の黄色味はありました
それが嫌でそれ以来タングステン光の下で撮っていないので…
前バージョンのLightroomのデータの読込処理による物なのかは謎のままですが、気になる方はググって調べて下さい。
Lightroom 4.0に取込んだ所、人肌の変色は無く
自然な色合いだと言う事が判明しました
と言うことは、処理能力によるもので カメラ側には何ら問題無いので?と思う所があります。
ちょっとコントラストが高めかな?
と言う傾向に有りますが この辺は調整で行けるので気にする事は無いと思います。
若干顔の黄色みが有りますかね
まあー気にならない感じでしょうか
では、capture one20にデータを読み込み現像したらどうなったか?というと
この黄色味は無く自然な色味でした。
下の写真はストレート現像になります
Lightroomと比べると顔の所が自然な感じの色味になっていると思います
今となってはLightroomでもcapture one20でもどちらでもこの黄色味になる問題は無く使えそうです。
さて、この「capture one20 」と言うワードが出てきましたが これがまた良いんですよね
この良さは使って見ないと判りませんw
まぁでも 今のバージョンのLightroomでも十分ですけどね
では、どんな風に違いがあるの?と言ったら
簡単に書くと
Lightroomはメジャー的な感じ
クラウドでデータ保存するのでどのデバイスからでも現象調整でき、全てのデバイスに反映されて簡単かつ時間を有効に使える
現象のしやすさ
プラグインでsilver effectが使える
月払いの料金が安い「プランによる」
capture oneは玄人向け
画像のクオリティーが上がった感がある
人肌の現像調整がしやすい
階調の反転がメッサ早い
テザー撮影が可能
ザックリ書くとこんな感じでしょうか
で、この 「capture one」
そこそこのお値段がするんですよね
月額 約3000円だったかな?
Lightroom「追加料金無し」と比べると3倍のお値段
高いですね…
capture one20 21ライセンス購入と言うプランもあるし タイミングによってはお値打ちに購入出来る時も有りますが
年契約だともう少しお値打ちで使う事が出来ますが…
どのプランにするかは使う人のライフワークに合わせてと言った感じでしょうか。
現像ソフトの話はまた違う時に書く事にして
M10の色の出方の話に戻してと
結局の所は 「現像ソフト」による。
と言う事になりました。
今となってはLightroomはバージョンアップした訳で なんら問題無く使えましたから
気にする事なく安心です
きっと…。
ではでは、又何か有りましたら書きたいと思います。
Leica M5 オーバーホールから
さてさて、オーバーホールに出して約3ヶ月半ぐらいで戻ってきました。
この記事が出る頃にはとっくに戻ってきている訳ですがw
オーバーホール後どの様に変わったかと言うと
シャッター巻き上げ時の感触が滑らかになりました
オーバーホール前はいかにも機械じみた巻き上げ感触とでも言いましょうか、ぎこちないと言うか違和感というか その様な感触でしたが それがなくなりスムーズな巻き上げになりました。
だからと言ってM3の様な巻き上げでもありません
どちらかと言うとM4に近い巻き上げ感触ですね
でもM4ほど滑らかか?と言うとそこまで行きません
微妙な感触
それでも、嫌いではありません
そんな感触。
シャッターダイヤルのガタつきがはぼ無くなりダイヤルが回しやすくなりましたね
程よいクリック感
シャッタースピード合わせていますよ 的な感触
イイ感じです。
シャッターボタンを押した後に金属の共鳴音がしていましたが、それも無くなりましたしトップカバーの浮きも治ってきました
ファインダーはオーバーホール前そんなに気になる程 曇りがある訳でもなかったですが
オーバーホール後「おっ!」と思うほど綺麗になってきました
シャッター幕は劣化していたのでここは交換でしたね
底蓋のクランク巻き戻しのガタつきが治まり滑らかになってきました
修理不能で現状維持だと言われていたので諦めてた所でしたので驚きましたね。
そこまで酷く無かったと言う事だったんでしょう
ガタ付きが治りFilmを巻き上げた時どうなんだろと思っていましたが違和感なく滑らか巻き上げれたので申し分ないです。
ISO変更ダイヤルの動きも柔らかくなり動かしやすくなりました。
露出計アームの動きも改善されMレンズアダプターを取り付けてシャッター巻き上げた時
露出計アームがアダプター中心までくる様になりましたし測光の速さが前よりも出ている感じがしました
感じただけで、実際どうかと言うと分かりませんがなんとなくそう感じただけです
勝手な思い込みだと思いますw
結果的に満足のいく感じで各動作もよく不安になるところは無くなり
オーバーホールに出して正解!と言った結果になりました。
Leica M5は数が少なく、なかなか良い個体に出会うことがないので見つけたら即買いが必須いだと思います。
オーバーホールを‘受け付けてくれるお店の情報を調べてから出さないと ハマる場合がありますので安易にその辺の中古ショップに出さない様に。
購入した所に出せば安心か?と言うとそうでも無いのですが、保証があれば購入したお店に出して直して貰えれば良いですが
部品を交換しなければならない事が有るのならオリジナルパーツで交換が可能か?も大事なポイントです。
保証が切れていれば信頼できるお店に出す事をお勧めします。
それでは、素敵なLeica LIFEを送ってくださいな。
2020年を振り返って
今年はコロナウィルスに振り回された年でもあるし生活が今までとガラッと変わった年でもありました
大変な一年でした…
そんな中でも撮れる時は撮りに行き作品作りが出来たことは本当に感謝でした
今年もあれもこれもドナドナしてLeica M10Mを購入したり、M、SLレンズを購入したり、カメラバッグを手に入れたりとかなり充実した一年でもありました
そうそう、現象ソフトも変えたりとしましたね。
写真を通して人との出会いも有り
色々と学んだ年でもありました
感謝です。
個展は来年へと持ち越しになりましたが
開催出来れば良いかなってゆるく考えてます
まぁーなんせ ゆるくやってますからw
今年ももう終わり…
さて、来年はどんな1年にしていこうかな
と言ってもある程度目標はありますけどねw
では、来年もよろしくお願いします。
買って良かった写真集
CITIES ON EARTH. この写真集は良かったですね
見応え有ります
592ページにわたる写真集ですがこれがなかなか良い
14人の写真家が旅を通しパリ、ニューヨーク、東京、ローマなどの、9つの都市から写真を厳選し収録した写真集
写真家は
Mat Jacob.
Gregoire Eloy.
Gilles Coulon.
Gilles Coulon - Festival L'Homme et la mer
Pascal Aimar
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モノクロも有ればカラーもあり
これは良いです。
シティーズ オン アース 英語版 |ルイ・ヴィトン 公式サイト - R08706