Summilux-M f1.4/35
夜のスナップが多いので 明るいレンズがあれば シャッタースピード稼げるんじゃないかな?と思っていたんですよね
35ミリの画角が欲しいかな〜とぼんやり考えていたんです いつも50mmで撮っているので 同じ50mmよりは せっかくレンズを購入するんだから 違う画角のレンズで撮った方が面白いんじゃないかな?違う世界観で撮れるかも!と ゆる〜い感じで考えてました。
前からSummilux-M35 1stは気になっていたのですけど 「暴れ玉」と書いてあることを目にしたりして 僕には縁が無いかな と思ってたんです
しかし、目についたWEBサイトでSummilux-M35で撮った写真を眺めていて絞り開放で撮った時と 少し絞った時では違う画になる
絞り開放で撮った時と少し絞り込んだ時とではまるで違う映りをするレンズ
こう言った個性があるレンズで撮ってみたいし 上がった写真を見て見たいなぁ と。
WEBショップでは、第2世代と説明に書かれていたのですが サイトの画像を見て調べた所 これが Summilux-M35 第1世代改良型と確認ができたのですが、ショップが何故 第2世代と書いていたかは謎ですが…
第2世代だと 手磨きのアスフェリカルになりますから…
なぜでしょうかね?
まぁ そこは置いておいて、中古で手に入れたsummilux-35/1.4を Leica camera japanに確認した所このレンズは1986年製と分かりました。
調べてみたら 丁度カナダの製造が撤退して ドイツで製造が始まった頃のレンズ の初期玉
絞りの文字が、丸文字書体 made in Garmanyと書かれているレンズです。
シリアルナンバーが約210万台から鏡胴のデザインが変更されて、初代改良型の第1世代の系統ですね
レンズ設計は初代M2用と同様だけどレバーの形状や無限遠でのロックの有無などバリエーションがあり、フードはコード12504になり フィルターはシリーズ7で フードに落とし込むタイプ。
後期のモデルになるに従って レンズコーティングが単層からマルチコーティングへと変化しているみたいですね。
どの年代からコーティングが変わってきたかは分かりませんでした。
コーティングによって 写りの違いも気になるところですけど こだわりだしたらきりがありませんので、そこそこの所で抑えていかないと 笑
過去の本なんかで 調べて行くと 色々と情報が出てきますし ストーリーがあってワクワクしますし オールドレンズだと 幅広い楽しみ方がある事を再認識させられますw
さて、Summilux-M35/1.4 1stは 初代メガネ付M3から始まり M2用、初代改良型へとなっているんですね。
1stの中でも 3種類存在している訳です。
写りに関しては下のサイトに入ってもらえると分かりますよ
Kasyapa for Leica|ライカのカメラやレンズの実写レビュー
初期型改良型の写りはこちらのサイトを見て下さいな
Kasyapa for Leica|ライカのカメラやレンズの実写レビュー
初期型改良型を第2世代と思われている方が多いでしょうがじつは違うんですね
第2世代は手磨きのアスフェリカルレンズになりますね
2群目と最終群に非球面レンズがつかわれていて 2枚使われている非球面の研削が難しく生産が追いつかなかったとは 有名な話。
Kasyapa for Leica|ライカのカメラやレンズの実写レビュー
第3世代なると 非球面レンズは1枚になり モールド非球面を採用したため 生産性が上がり販売価格は下がり、絞り開放での撮写は 初代の様な収差は見られなくなり 開放から扱いやすくなりました。
Kasyapa for Leica|ライカのカメラやレンズの実写レビュー
後に第4世代と続いて行きますが 第4世代は別格と感じますね
線が細く 立体感を感じさせられる そんな写りをするレンズ
素敵です…。
[PY] フォトヨドバシ "RANGEFINDER" | LEICA SUMMILUX-M f1.4/35mm ASPH. Vol.01
さて、どの年代のレンズが好きか?
それぞれの世代のレンズの写真を見て 自分はどの様な感じで撮りたいか?
それをイメージして決めて行く事を考えると 楽しみが広がりますね。
第1世代初期型改良型